カテゴリー別アーカイブ: ジャンル別読み聞かせ絵本リスト

どででんかぼちゃ



ともかくかぼちゃの絵が素晴らしい!あのカボチャの表面のぼこぼこの凹凸、しわ、皮のつやの描き方が素晴らしいです。
また、「どっかんだいこん」と違い、この「どででんかぼちゃ」は種から実ができるまでの過程も詳しく描かれています。
かぼちゃの葉や花もとても細かいところまでよく描かれています。かぼちゃの栽培前にオススメの1冊。


どっかんだいこん



もしこれから大根を育てる学年があるならば、読み聞かせするならこれ!大根づくしの絵本です。大根ってこんなにたくさんの種類があるの?えっ、こんな面白い大根もあるの!?日本の様々な種類の大根が出てきます。

ただ、栽培や大根料理などについてはあまり詳しく出てこないので、他の大根の本と合わせて読み聞かせするのが良さそう。
絵本のサイズがあまり大きくないのに、大根の迫力が伝わってくる素晴らしい絵の絵本です。


もんだい



これは読み聞かせというより、「読み問い」?

偉人たちからの問いかけ…例えば「あなたはなぜあなたなのですか?」(パスカル)など、聞かれると思わずうっと、言葉に詰まってしまうような問いかけがページをめくるごとにどんどん出てきます。
大人は思わずうなってしまうけれど、子どもたちは自由にどんどん思いついたことを答えてくれそう。
答えを聞きながら読むと、面白い読み聞かせになりそうです。


ちいさなきいろいかさ



なっちゃんは岡三に黄色いかさを買ってもらいました。
歩いていると雨が降ってきて、うさぎさんを入れてあげ、りすさんを入れてあげ、ダックスフンドさんはさすがに入らないと思ったら…あれれ?

動物たちが傘に入らない…と思っていたら思わぬ展開に、聞いている子どもたちはびっくりしつつも楽しんで聞きます。小学校低学年か、もっと小さい子どもたち向けかな?雨の季節にぴったりです。


さむがりやのねこ



とってもさむがりやのねこは、寒さに耐え切れず南の国に向かいます。走っていくうちに体があたたかくなったねこは、途中お休みしますが…

さむがりやのねこの悲劇はかわいそうなものの、絵も猫が合う悲劇も面白すぎて大笑いしてしまします!寒い冬に笑いすぎて暑くなりそうな絵本です。


算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし



マックスは算数なら誰にも負けないと思っていました。しかし、トベル先生が時計を使って誰が早く問題を解けるか競わせるようになってから、算数ができなくなってしまいました。ちゃんと勉強もして算数もできるはずなのに、簡単な九九がとけない、時計で測られると頭がフリーズしてしまう。とうとう算数のことでパパとママと一緒に学校にも呼び出されますが…

算数障害の男の子が主人公の絵本。絵本の本編だけでは少しわかりにくいのですが、解説には算数障害についての説明がありこちらで理解が深まります。解説を入れながら読むのが良いかと思います。何より、算数障害について大人がこの本をきっかけに知識を持ち、子どもたちに応じられるようにしたいですね。


だいじょうぶだいじょうぶ



僕がまだ赤ちゃんに近い頃、おじいちゃんがまだ元気だった頃、僕とおじいちゃんはよく散歩に行きました。おじいちゃんと散歩に行くたびに、僕の世界はどんどん広がっていき、おじいちゃんは僕の心配ごとも「だいじょうぶだいじょうぶ」と言って和らげてくれました。

おじいちゃんという存在の大きさ、優しさを絵本にしたかのよう。散歩をする様子が描かれていますが、この散歩は広い世界へ踏み出すという意味に感じられます。広い世界での新たな出会いと不安、それをおじいちゃんと一緒に見つめることで成長する子ども。そして、その子が成長して…。高学年向けに敬老の日に読みたい絵本です。


こぶじいさま



昔々あるところにおおきなこぶのあるじいさまがいました。ある日じいさまはついつい山の深くまで木を切りに行ってしまい、帰れなくなってしまいました。しかたなくそこにあった山の神さまのお堂で眠っていると…

「こぶとりじいさん」の昔話。鬼たちが酒盛りし歌を唄って踊る様子には本来の鬼の怖さがあまり無く、一緒に最初のおじいさんが踊る様子もとても楽しげ。しかし踊りの節のところはどう読むか?読み手が悩むところです。松居直さんの再話と赤羽末吉さんの絵は、場面転換に合わせて文章がきちんと区切られており、絵はカラーとモノクロの絵が交互に続きます。不可思議なことが起こる場面ではモノクロになるようにしているのかな?淡い色遣いで、それでいて鬼やおじいさんたちの表情は豊かで、森の絵や墨絵がお話によく合っています。


ボクはじっとできない 自分で解決法をみつけたADHDの男の子のはなし



デイヴィッドはいつもゴールスキー先生に怒られてばかり。「集中しなさい」と言われた時、集中しないといけないのはわかっているのに、他のことを考えてしまうともうそのことしか考えられなくなってしまいます。何か思いついたことや気になったことがあったら試さずにはいられません。どうしてボクはじっとしていられないのだろう、どうすれば集中できるのだろう…。その解決方法を、デイヴィッド自身が自分で見つけだします。

ADHD(注意欠如・多動性障害)が主人公の絵本。子どもたちだけでなく、大人も理解を深められる絵本です。


ローラのすてきな耳



ローラは耳がよく聞こえません。友だちの声がよく聞こえなくて仲良く遊べなかったり、車が近づいて来ているのに気づかなくて危ないことも。けれど、そんなローラの耳を聞こえやすくする、すてきな耳をつけたら…

耳が聞こえにくい子どもが実際にどんなことに困っているのか、具体的に「こうしてくれたりいのに」というローラの解決策も描かれていて、「耳が聴こえない」「聞こえにくい」ということに対し理解が深まります。