カテゴリー別アーカイブ: (わ)笑える絵本

はなくそ



こぶたのジュールはジュリーという女の子が大好き。一方ジュリーは、いつも汚くてハエが飛んでいるようなジュールが好きじゃありません。そんなジュール、これまでずっと勇気がなかったのですが、とうとう決心してジュリーに好きだ!と言おうとしたら、なんと、ジュリーは引越しが決まってた…理由は、森に住むおそろしいオオカミから逃げるため。傷心のジュール…そんな2人を、なんとそのおそろいいオオカミが捕まえてしまいます。2人を食べようとするオオカミ。そのオオカミから逃れるためにジュールが取った行動は…

個人的に私が大好きな絵本です(この本を大好きといったら変な目で見られそうですが)。タイトルを読んだだけで、子どもたちは爆笑します(笑)一方、読んでる時は笑いと悲鳴が混ざります。え?どうして悲鳴が上がるのかって?それは読めば一発でわかりますよ。さぁ、あなたは果たして結末を楽しめるか、それとも悲鳴をあげるか…


ねえ、どれが いい?



この絵本は、「ねえ、どれがいい?」と読み手に問いかけてきます。ただし、その質問が究極の選択。例えば、へびにまかれるか、魚にのまれるか、わにに食べられるか、さいにつぶされるか、どれがいい?…どれもいやーーー!と子どもたちは叫びます(笑)そんな面白い「どれがいい?」が何度も出てきます。「あれがいい!」「どっちかって言われたら…いや、やっぱりどっちもいや!」「これはこっちがいいなぁ」「そのどれかしかないん!?」と悲喜こもごもの反応が続出して大盛り上がり。読み終わってから自分たちで「どれがいい?」を考えてくる子も出るくらい、子どもの心を引きつけてやまない名作です♪


デカデカ



ぼくはデカデカ。みんなより大きい。否、大きいなんてレベルじゃない、でかい!この本の何が面白いって、そのでっかさを余す所無く、インパクト大で表現している絵。このデカデカがプールに入ったら…タクシーに乗ったら…。面白いのは、ただただでっかくするだけじゃなくて、ひとつひとつのシーンにオチがあること。でっかさが伝わるだけじゃなく、思わずぷっと吹き出してしまいます。けどね…おっと、オチは読んでのお楽しみ!


たっくんのおしろ



子どもの「ごっこ遊び」を題材にした絵本。しかし、この主人公の子のなりきりっぷりがすごい!隣の部屋の女王様に、「でなおしてまいれ!」って堂々と言っちゃいます(ってこれだけだと訳がわからないでしょうが、読んでみてください、このシーンの面白さがわかります)。子どもってごっこ遊びを真剣に、本当になりきって遊びますよね。それをあらためてこうやって絵本にされると微笑ましいし、場面によっては思わず吹き出してしまうほどの笑える場面も。けど、もしかしたら子どもが読んだらこのごっこの世界にも入り込んでいって、主人公の子と同じように真剣になるのかな?


じゃんけん



いっつもいっつも兄妹たちにじゃんけんで負ける僕。ひとつ残ったチョコレート、ひとつ残ったキャンディ、ひとつ残ったクッキー…あれもこれも、負けてばっかり…。けど、今日だけは絶対に負けられない!今日のじゃんけん勝負には、ぼくのだ~いすきな、いちごのショートケーキがかかっている!今日こそは勝つぞー!

じゃんけんに挑む「ぼく」の心理戦を描いた絵本。「心理戦なんて、そんな大げさな…」などと言うなかれ。この主人公の「ぼく」にとっては真剣勝負なのです!かかってるものはいちごのショートケーキとかわいいものなのですけどね(笑)しかしその心理戦がなかなか手に汗にぎる…というよりは、やっぱり子どもらしい心理戦どうもかわいくみえてしまう(笑)果たして彼は勝つことができるのか!?それは読んでのお楽しみ♪


しゃっくりがいこつ



しゃっくりが止まらなくなってしまったガイコツくん。って、ガイコツってどうやってしゃっくりするんでしょうね(笑)しかし現実にしゃっくりが出て困ってるガイコツくん。なんとかしゃっくりを止めようと、鼻をつまんで水を飲んだり、息をとめてみたり。え?ガイコツだからできないんじゃないかって?そうですね、できません。できないのにやっちゃうから、ガイコツくん、とても面白いことになってます(笑)そのアイデアと、それを再現した絵の面白さが秀逸な絵本。サイズも大きいので、読み聞かせでは大盛り上がりする絵本です!


3ぷんもまてないよ!



お湯を入れて3分待てばできあがり!ただし出来上がるのはラーメンでも焼きそばでもありません。なんと、おはなしが出来上がるんです!ひでくんが今回食べる…じゃなくて聞く?いや、体験する?おはなしは「カップおはなし『やさしいワニくん』」。しかし、3分待ちきれずにふたを開けちゃったひでくん。出てきたのは…

土屋富士夫さんの想像力はすごい!カップラーメンならぬ、カップおはなしですよ!すごい発想力です。しかも、その発想をさらにひとひねりもふたひねりもして絵本にしてくる。3分たったらおはなしが出てくる、けど待ちきれなくて早く開けちゃったらとんでもない話になって、どんどんどんどん面白く話が展開して、最後の最後にまたオチがあって…夢たっぷり、はらはらどきどき面白たっぷり、と安っぽい表現かもしれませんが大いに楽しめ、かつ想像力ふくらむ絵本です!


さかさのこもりくん



いつも逆さまでぶら下がってるこうもりのコモリくん。そのせいか、話す言葉も全てさかさま言葉。「あつい」は「さむい」、「おいしい」は「まずい」、「だいすき」は「だいきらい」に。こんなこもりくんだから、普通に話をするだけで面白いことになっちゃいます。例えば、朝に会うのにいきなりあいさつは「こんばんわ!」そのあと、快晴なのに「きょうはひどいてんき!」。こもりくんのことを知らなかったら「えぇっ!?」となっちゃいますね。案の定、なかなか友だちと遊べないこもりくん…そんなところに、こもりくんの言葉を理解する友だち、くまくん登場!ちゃんとこもりくんにもできる遊びを考えてくれます。良かったねぇこもりくん、と笑えるながらも心が和む絵本です♪

ちなみに、続編がただいまさらに4冊出ています。どれも面白いですよ♪








こしぬけウィリー



虫もころせない、みんなからはこしぬけと呼ばれているウィリー。なんとかこの現状を打破するために、ウィリーはとある方法で大変身!もうどこからどう見たってこしぬけには見えなくなりました。見違えるように変わった自分に胸をはって歩くウィリー。ところが…

アンソニー・ブラウンさんは細かいところまで描き込まれた絵のリアルさが良いのですが、そのリアルさがまさかこんな方向に力を発揮するとは…。このウィリー君、自分のひ弱さが嫌になってなんとか強くなろう!と一念発起します。しかし、それで取った行動がシュール(笑)そしてシュールなのにそれで見事に変身してしまうウィリー君。その変身の絵が…リアル、あまりにリアル。あまりにリアルすぎてちょっと気持ち悪い、けど面白い。そして、あのオチがまた、ウィリー君のダメっぷりが出てて、ウィリー君には申し訳ないけど笑えてしまう。笑いどころ満載の絵本です!


きょだいな きょだいな



広い野っ原にででーんと出てくる「きょだいな」もの!それだけだとただ単にインパクトがあるだけなんですが、そこにちっちゃな子どもたちがわらわらと群がって、そのきょだいなものをめいっぱい楽しんで遊びます。きょだいなピアノの鍵盤で飛び跳ねたり、きょだいな電話でとんでもないところに電話しちゃったり…とってもなごやかで面白いストーリー♪

ちなみにこの本はビッグブックがあります。



ビッグブックを見えないとろこに隠しておいてまずは小さい方を出し、「あ、やっぱりやーめた、こっちにしよ♪」と言ってビッグブックを引っ張り出してくるとさらにインパクト大です!(友人の司書さんに教えていただきました)