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おじいちゃんのまち



おじいちゃんはひとりで暮らしている。僕たちの家族はおじいちゃんが心配で、「一緒に暮らそう」と言っても、おじいちゃんはそうしない。どうしてだろうとおじいちゃんに聞いても、はっきりと答えてくれない。ある日、僕はおじいちゃんとお風呂屋さんに行った。そしたら…

この絵本に出てくるおじいちゃんの境遇は、今の子どもたちには実感し難いかもしれません。こういう地域はもちろんまだ残っているかもしれませんが、読み聞かせをしてもわかりにくいかも。しかし、こういう絵本を読んで解説をしてあげると、逆に町の暮らしの本来の姿を知る良い機会になるかもしれません。また、高齢者の方に読み聞かせをするのにも良いように思います。


いのちの木



森に年老いたキツネがいしました。キツネはひとりで出かけると、お気に入りの場所に体をそっと横たえ、まぶたを閉じるともう二度とそのまぶたを開きませんでした。しばらくして、森の動物たちがキツネの周りに集まり、キツネとの思い出を語りました。すると、キツネの眠っていた場所から芽が出てきて…

「わすれられないおくりもの」とかなり内容が重なっていますが、こちらの方が文章が平易で、低学年にもわかりやすそうです。そっとフクロウがキツネの体に寄り添う場面や、動物たちが集まってくる場面からは、死者を弔う想いが伝わってきます。