カテゴリー別アーカイブ: 12月

さむがりやのねこ



とってもさむがりやのねこは、寒さに耐え切れず南の国に向かいます。走っていくうちに体があたたかくなったねこは、途中お休みしますが…

さむがりやのねこの悲劇はかわいそうなものの、絵も猫が合う悲劇も面白すぎて大笑いしてしまします!寒い冬に笑いすぎて暑くなりそうな絵本です。


北の魔女ロウヒ



遠い遠い北の国に住む魔女ロウヒ。ある日、ロウヒはスキーで外に出かけようと思いつきます。暖かい服を着てスキーをはいて滑っていきますが、さすが魔女、そのまま空まで飛んでしまいます。空を飛んでいると、ロウヒは魔女らしくらいたずら心が芽生えてしまいます。そこでワシに姿を変えて、太陽と月を盗んでしまい…

フィンランドに伝わる民族叙事詩を元にしたお話です。お話もなかなか面白いのですが、雪に包まれたフィンランドの景色と時折出てくる家の中の様子のあたたかさの対比も美しい絵本です。色々なシーンで読めそうな絵本です。


ひとりぼっちのちいさなエルフ



小さなエルフが小さな家にたった一人で住んでいました。家の隣には立派な木立があり、エルフは季節によって表情を変えるその木立が大好きでした。冬、エルフはもうすぐクリスマスがくることを思い出しました。そして、お客さんを呼んでパーティをすることにしました。お客さんを呼ぶためにエルフは色んなアイデアを思いつきますが、しかしどれも失敗してしまい、お客さんは来ません。寂しくなったエルフですが…

あらすじ紹介が長くなりましたが、それほど長い物語ではありません。けれど、その短い中に季節の移り変わりの美しさ、エルフの寂しさや喜び、クリスマスの幸せな一夜が詰まっています。物語の展開も起承転結があり楽しい。ただ、静かに淡々と進んでいくので、微妙な緩急をつけて読むテクニックが要求されそうです。クリスマスの静かな夜に読みたい絵本。


ゆきのまちかどに



もうすぐクリスマスの劇に出るフランシス。しかし部屋の窓から見える、猿を連れたオルガン弾きが気になります。夜はどこで過ごしてるのかな…。劇の日、フランシスはオルガン弾きと猿に声をかけます。劇を見に来てくれるようにと。

フランシスのオルガン弾きに向ける優しさが、クリスマスという祝祭の日と、イエス・キリストの生誕劇と重なり、最後のフランシスの台詞が物語を美しく終えています。ただ、多少キリスト教や宗教というものについての認識が無いと難しいかもしれません。また、逆にこの本をきっかけにそういった話やクリスマスの話に他の本で繋げていく、という方法もありかもしれません。


あんたがサンタ?



佐々木マキさんによる爆笑のサンタ絵本!想像もつかないような、タイトルどおり「こんなサンタありなの!?」というサンタがたくさん出てきます。そのひとつひとつがもう面白くて…!小さいサイズの絵本なのが惜しい…!おひざに抱っこや小グループでの読み聞かせにどうぞ!


魔法の夜



クリスマスの夜、住む家も行く宛もない老人は雪の中をただただ歩いていました。その時に出会った白い犬は、彼のあとをついていきました。実はその白い犬は魔法使いで、老人にたった一つ願い事をかなえてあげると言いました。そこで老人が願ったことは…

クリスマスというと子どもたちはプレゼントにケーキにと楽しい夜をイメージしがちですが、こんな静かな優しい物語も良いものです。低学年よりは、高学年向きかな?けど、クラスや聞く子どもたちの雰囲気をよく考えて、読めるかどうか考えた方が良い絵本でもあります。


サンタさんたら、もう!



クリスマス・イブの夜、セイヤは寝ないでサンタさんを待ちました。しかし、やってきたサンタさんはちょっとおっちょこちょいでやる気のないサンタさんで…。サンタさんのイメージががらがらと崩れることをどんどんするサンタさんが出てきますが、その人間くささがとても面白く、笑える絵本。こんなサンタさんもいても良いですよねぇ♪


なんきょくのサンタさん



エリックは、サンタさんに自分と家族のプレゼントをお願いするために、サンタさんに手紙を出すことにしました。手紙を書き終えて最後に宛名を書きましたが、その宛名は「なんきょくのサンタさん」。エリックは「ほっきょく」と「なんきょく」を間違えて書いてしまいました。しかし、実は南極にもサンタさんはいたのです。けど、南極のサンタさんはプレゼントのお願いをされたのが初めてで…

「南極にサンタさんが住んでいる」という突飛な設定もさることながら、ストーリー展開がまたさらに突飛で、けど夢があってとてもとても!楽しい物語です。これはクリスマスに読み聞かせして外れること絶対無し!な絵本です。


クリスマスのきせき



冬の国からきたペンギンたちは、しちめんちょうに雪景色をプレゼントしようと大量の雪を運んでいます。しかし、崖から落っことしてしまい、しかたなく板に積み上げて運びますが、運んでいる内に…

文章が少なく、絵でストーリーを見せている絵本。その絵が大きくて見やすく、そして起こっていることがわかりやすい構図なので、見ていると「あぁぁぁ(笑)」と思わず微笑んでしまいます。「いったいどうなっていくんだろう」という期待感が絵を見ている内に膨らんでいって、そして衝撃のラスト!クリスマスにウケること間違いなしな絵本です。


おにのめん(落語絵本)



荒物問屋で奉公しているお春は道具屋さんで母親そっくりのお面を見つけます。道具屋さんのご主人さんの好意でそのお面を譲ってもらったお春は、寂しくなった時にタンスにしまったそのお面を眺めます。その様子を観ていた荒物問屋の若だんな、ちょっとしたいたずらを思いついて…

親思いのお春にちょっとお間抜けな若だんなの対比と、落ちに持っていく上手さが落語らしい1冊。ただ、読み聞かせするにはちょっと長いかな…?落語の単元の時に読むのも良いし、年末に読むのも良い落ちです。ただ、この落ちにも今の子には説明が必要?