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小学生新聞記事の保存と整理

みなさんの学校図書館に新聞はあるでしょうか?
小学校ならば小学生新聞、中学校ならば中学生新聞、高校ならば一般紙を置いているところも多いでしょうか。
農業高校や工業高校などであれば専門紙を置いているところもあるかもしれません。
ただ、実際には予算化されていない、あるいは予算が足りないなどを理由に実際には購入されていないところの方が多いかもしれません。

さて、その新聞記事はみなさんどのように活用されているでしょうか?
日頃児童・生徒が読むのはもちろんのこと、新聞は探究型学習の情報源として活用することもできます。
ただし、活用するためには活用できるような形での保存・整理の作業が必要です。
一般紙や専門誌ならば新聞社が提供しているデータベースがありますが、小学生新聞については新聞社はデータベースをほとんど提供していません。
そこで、今回は私の学校での新聞記事の保存・整理方法をご紹介します。


私の学校で取っている小学生新聞です。
パンチで穴を開け、穴の部分をホチキス止めして補強しています。
私の学校図書館では過去2ヶ月分の小学生新聞は新聞架に半月毎に綴じて保存し、それより以前のものは同じく半月ごとに綴紐で綴じて保存していたためです。
しかし、この「半月毎に綴紐で綴じて保存」という方法では活用など全くできません。
何月何日にどんな記事が載っていたかなど全く探しようがありませんし、例え探せたとしても半月毎の束から目的の日付の新聞を探し出して綴紐を外して、また戻して綴じて…などという作業は非効率です。
また、この「穴あけしてホチキス止めする」というやり方は後々大変な手間を増やしました…。
そもそも、過去2ヶ月分の新聞記事を新聞架で置いておくのもあまり意味は無いように思われました。
前日〜2ヶ月前の新聞記事を見返す児童はほぼ皆無です。一方、新聞は溜めてしまうとどうしても整理が億劫になりがちです。過去の新聞はせいぜい1週間分くらい置いておいて、それより前のものは随時後述の方法で毎日1日分ずつ整理していくほうが良いように思いました。

さて、前置きが長くなりましたがこの新聞記事の整理方法です。基本的にはスクラップとファイリングです。さきほどの写真の一面記事を保存していきます。


使う道具はラジオペンチ、カッターナイフ、ハサミ、B5より少し小さめに切った厚紙です。ただ、ラジオペンチは場合によっては不要です。


まず、ラジオペンチでホチキスを外していきます。この作業はかなり手間です。
私が自校の新聞の整理に取り掛かった時、新聞記事は過去5年分ほど溜まっていました。その全てを保存するわけではありませんが、それでも何百日分という新聞のホチキスを外すのにとてつもない時間がかかりました。新聞をスクラップで保存するのであれば、ホチキス止めはオススメしません。


ホチキスを外したら、次に一面記事だけを切り抜くために新聞の真ん中部分をカッターナイフで切っていきます。


一面だけを切り離しました。


次に、一面からさらに必要な記事だけを切り抜いていきます。丸々そのまま保存しても良いのですが、ファイリングする際に嵩張ってしまうので必要な部分だけにします。


このように記事のみを切り抜きますが、ただし日付がなるべくわかるように日付と何面かがわかる部分は残します。記事の場所などによってどうしても残せない場合は、ボールペン等で余白に年月日と何面かを書きます(朝夕刊があるばあいどちらなのかも)。これは、探究型学習等で引用する場合に必ず必要になるからです。

切り抜きが終わったら、ファイリングのために記事を折りたたんでいきます。折りたたむサイズは、書架に入るサイズのファイルの大きさに折りたたみます。ファイリングした新聞記事は新聞記事だけで固めて置くのではなく、各分類の本と一緒に置いた方がより活用されやすいからです。


今回はB5サイズに折りたたむのですが、この時に役立つのがB5サイズより少し小さめに切り抜いた厚紙です。写真のように、厚紙を記事の裏側にあてて折りたたんで行くと素早く折りたためます。また、ファイルに入れる際にファイルからはみ出さないように、目的のサイズより厚紙を少し小さめにしています。そうすると、ファイルのクリアポケットにすんなり入るからです。


下側を上に折りたたんで…


さらにB5サイズになるようサイドを折りたたみます。


B5より少し小さいサイズに折りたためました。なお、折りたたむ時はなるべく記事の見出しが見えるように、あるいは何の記事がパッと見てすぐにわかるように折ります。ファイルの中から目的の記事を素早く見つけられるようにするためです。

さて、スクラップまでで新聞記事の保存・整理の下準備が終わりました。ここからさらに、新聞記事が「活用されるように」もうひと工夫をしていきます。



Excelで保存した記事の簡単な目録を作成します。項目は

・No.=記事管理のための通し番号を各記事に付ける
・発行年月日
・新聞名
・記事名
・面数=記事が載っていた面の番号
・ジャンル
・備考

ジャンルについては各学校のカリキュラムや学校教育方針、学習指導要領によって変わると思います。私の学校では以下のような感じでした。


このジャンルについては随時再考していく必要があると思いますが、基本的には「出版物でカバーできないジャンル」「最新の情報が必要なジャンル」については特に保存の必要があるように思います。また、ジャンルに加えて「記事をいつまで保存するか」も毎年検討しなければなりません。本として既に出版されていれば記事の保存はほぼ必要ないかと思いますが、そうでない場合は、その記事は数年後、数十年後にどのような意味を持つか?ということを考えて保存するべきかどうかを決める必要があるように思います。


「備考」蘭は後で児童や学校司書が検索する際にその記事が見つけられやすいようなキーワードや入れておいた方が良いと思われるキーワードを入力していました。繰り返しになりますが保存した新聞記事は活用されないと意味がありません。「活用される」ためには、児童や生徒、あるいは後任の学校司書がその記事を探せるように、探しやすいようにしておく必要があります。児童や生徒、学校司書がその記事を探す際にどんなキーワードで探すか、あるいはどんな単元でその記事を活用するかなどを考えてキーワードを入力しておきます。実際にはジャンルでだいぶ記事は絞れると思いますし大抵見つけられると思うのですが、それでも念のためキーワードを付与しておきます。

さて、このExcelのデータですが、単に目録の役割だけを持っているわけではありません。



実は別シートにマクロを組んでいて、決められたセルに先程の記事のNo.を入力して印刷すると…


このように書誌情報が載ったB5サイズの紙が印刷されます。この紙を、


新聞記事をファイリングする際に記事と一緒に入れておきます。こうすることでふたつのメリットが生まれます。

(1)新聞記事を抜き取ったあと、元に戻す際に入れる場所がわかりやすくなる
(2)新聞記事を引用する際に書誌情報がわかりやすくなる

こうしておけばあとあと探究型学習で新聞記事を利用した際に片付けたりレポート等を書く場合に一手間ふた手間省くことができます。


最後に、ファイルに挟んで背に見出しを付けます。これを各分類の棚に置いておけば、探究型学習で本を探すのと同時に新聞記事も探すことができます。
新聞社の方がこの新聞記事の保存を取材に来られたのですが、何年も前に書いた過去の記事と最近の記事に繋がりができたり、全然違う記事と思っていたものが、図書館の分類によって記事に関連性が生まれている、と関心されていました

本当はこのあとさらに市全体の目録システムに登録して全市的に利用できるようにしたかったのですが、その際の目録の作成方法のルール決め等を提案しようかと思っていたところで退職と相成りました。

………ただ、この作業をしながら一方で「もっと効率的なやり方があるのではないか」という気がしないでもありません。

例えば、記事のデータはおそらく新聞社に残っているはずです。その記事をデータベース化すればこういった作業は不要になります。大人の新聞は既にデータベースがあり活用できるので、同じようなものを新聞社さんが用意してくれれば…おそらく採算が取れないのでしょうが。
また、この作業を1紙だけするのに関しても疑問がありました。小学生新聞は記事内容にそれほど差異はないかもしれませんが、それでもやはり複数の新聞記事を比較するために、1紙だけでなく数紙を保存し比較できるようにするのが理想かと思います。しかし、それだけの作業を図書の時間を週に何十時間もこなしながらというのは時間的に不可能です。学校図書館支援センターなどで一括して行うか、もしくは図書の時間も含め教員・司書教諭・学校司書がどのように情報教育や読書教育に関わるかを再考する必要があるように思いました。理想は各新聞社が協働で児童生徒向け新聞記事検索・比較データベースを作ってくれると良いのですが…

最後になりましたが、退職前に駆け込みで作った朝日小学生新聞の記事目録のExcelファイルを誰でも利用できるようにアップしています。ジャンルは上記のジャンルで、おおよそ2010年4月ごろ〜2016年3月31日を対象にしています。ファイリング用の書誌情報印刷機能もあります。よろしければご活用ください。



最後になりますが、退職直前に新聞整理を手伝ってくださった某学校司書さんに御礼申し上げます。一人では到底できませんでした…ありがとうございました!


机の消しカス掃除お役立ちグッズ

図書館は資料を活用して授業をする場所。
大きめの机に資料を広げて調べ物をしたり、
ポスター作りをしたり…
当然、作業後は机の上は消しカスや紙の端切れなどで
散らかってしまいます。
そんな時にお役立ちのグッズがこちら。

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机上サイズのゴミ箱とホウキです!
こちらのグッズは
Twitterブログでご活躍中のhashio_mさんの
高校図書館を見学した時に使っていらっしゃるのを見て、
「これは便利そう!」と地元の100均で探しました。
ダイソーでは売っておらず、Seriaという100円均一ショップで取り扱われていました。
ホウキの方はちりとりとセットになっていて、
写真のようにちりとりにホウキが収納できるようになっています。

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色は写真のピンク、黄緑に紫、黄色の4色展開。
図書館の雰囲気に合わせてどうぞ!


達人のブッカーのかけ方

昨日ブッカーのかけ方動画をアップしましたが、
ブッカーかけの達人さんが動画をアップしてくださりました。



速い!一連の手の動きがスムーズです。無駄がありません。
また、四角は貼ってから切り取られています。
たくさんする場合はやはりこの方が効率良さそう…
それと、背の天・地の部分は途中で折り込んでいます。
やはり人によって手順が違うんですね。
また、見返しの天・地も片側を途中で折り込んでいます。
この方がもう片面かける時に安定するかも。



ソフトカバー版。基本的な手順は同じでしょうか?
(速すぎて違いがよく比較できない)
ともかく作業がスムーズです。



そして昨日の記事に書いた「台紙の真ん中を切る」バージョンです!
驚きました、こんな方法だったのか…
ちなみに、この動画ではハサミで台紙を切っていて
少し引っ掛かりがあって切りにくいようですが、
最近は1枚だけ紙を切れるカッターがあるそうで、
それを使うとこの方法でも切りやすいとのことです。
ただ、真ん中を先にカットする方法は
背をまっすぐに貼るのがちょっと難しそう。

以上、達人のブッカーのかけ方でした。
このレベルに達するには果たしてあと何度装備をしないといけないか…


ブッカーのかけ方

この夏、寄贈本を80冊ほど受け入れました。
寄贈本と言えば装備。
請求記号シールをつけ、バーコードシールを付け、
ブッカーと呼ばれる透明のカバーをつけ、
そして最後に図書館の本の印である蔵書印(図書館名の入った判子)と
寄贈印を押すまでの一連の作業を図書館では
「装備」と呼びます。

実は、この装備作業の中のブッカーかけが苦手だったのですが、
さすがに80冊もの寄贈本を装備して
少しそのブッカーの腕前もマシになってきたようなので、
動画をアップしてみました。



この動画を他の司書さんに見せたところ、
「やり方が自分と全然違う!」と言われました。
自分はまずブッカーを本のサイズに切り、
それから片方の見返しを折り込んでかける方法なのですが、
他には

「ブッカーの真中部分の台紙だけを切って、背から貼り付ける」

という方法もあるそうです。
また、四角は自分はあらかじめ切っておくのですが、
ブッカーかけちゃってから切るというパターンも。
皆さんはどんなかけ方をしていますか?


カウンターに定規(スケール)を貼ろう!

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ウチのカウンターの写真です。うっすらと何か貼ってあるのが見えますか?

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アップで見るとこうなっています。そう、印刷した定規(スケール)を貼っています。こうしておくと、書誌登録で本のサイズを測る時や飾り作りで長さを測りたい時などに、定規を出さずぱっと測れるのですごく便利なんです!
紙のスケールはGoogleなどで「印刷 定規」と検索すれば印刷用のファイルがダウンロードできるサイトがでてきます。あと、大きな家具屋さんでタダでもらえたりもします。とっても簡単ですけどなかなか便利ですよ~。


ランドセル棚をペットボトルで絵本棚に!

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学校図書館は必ずしも図書館のために作られた部屋を使用しているとは限りません。特に歴史の長い学校や教室数が足りていない学校では、普通教室を図書室に流用しているところが多いかと思います。そんな図書室で絵本棚としてよく使われているのがランドセルを入れる棚。壁沿いにずらっと並んでいて低い位置にあり、絵本を配架する場所としてぴったり、ということでこのランドセル棚を絵本棚にしているところも多いかと思います。

ただし、このランドセル棚は絵本棚として使うには致命的な弱点があります。それは奥行きが深すぎること。この写真は奥に百科事典の空箱を置いているんですが、それでも絵本が奥に入り込んでしまっています。これでは絵本棚として使いにくい!

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上の棚から絵本を出した状態。百科事典の空箱でなんとか奥行きを浅くしているんですが…このやり方もまた色々難点があるんですよね。同じ大きさの箱がそろわなかったり、数年で箱がボロボロになったり汚れたり。何とかならんものかなぁ…と思っていたら、koyateruさんという先生のブログ『毎日読み聞かせ』(http://d.hatena.ne.jp/koyateru)2008年7月20日の記事に、

「書棚の牛乳パックを重ねて、布をくるんであるものを、埃が溜まるので、順次角型のペットボトルに変えていく。」(赤文字はhontomo)

という記述があり、「これだ!」と思いウチでも真似させていただきました!以下はその手順です。

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使用するのは2リットルの角型ペットボトル。1.5リットルでも良いのですが、あまりオススメしません。理由は2リットルのペットボトルの方が集めやすいから。教室のランドセル棚全てを今回の方法で使いやすくしようとすると、大量にペットボトルが必要です。ちなみにウチの学校では実に576本ものペットボトルを他の先生や子どもたちに集めてもらいました。このペットボトル収集の際、2リットルならば自然と角型のものだけが集まるのです。1.5リットルは色んな形のがあるのですが、2リットルはほとんどが角型だから。なので、2リットルのペットボトルを使うことをオススメします。
(※ただし棚の大きさにもよりますので、事前に試作してベストなサイズを決めてください)

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ペットボトルは後述するようにつなぎあわせて棒状にします。この「ペットボトル棒」を作るためには、ペットボトルを加工しなければなりません。
上の絵のように、1本はそのまま加工せずに使用します。間にはさむペットボトルは、底側をカットします。もう一方の端っこに使うペットボトルは先端部分をカットします。これをつなぎあわせてペットボトル棒を作ります。長くしたい場合は間のボトルを増やしていきます。ウチは4本繋ぎ合わせました。

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ペットボトルを切るのはなかなかの手間ですが、このようにまずカッターナイフで切り込みを入れ、続いて裁縫に使うような大きめのはさみを使って切ると比較的切りやすいかと思います。怪我にはくれぐれもご注意を。

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加工が終ったら、このようにガムテープで棚の幅に合わせてつなぎあわせます。後述するように布でくるむ場合は、棚の幅とぴったりの長さでつなげると布の厚みで入らなくなるので、少し短めにしましょう。幅の調整は加工したペットボトルをどれだけの深さでつなぎあわせるかで調整できます。

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1本できあがったら、それを基準にしてさらにペットボトル棒を作ります。そうしてできあがったペットボトル棒を、今度は棚の奥行きと高さに合わせてこのようにブロック状に組み合わせます。ウチでは合計8本のペットボトル棒を組み合わせました。多少長さが違っても大丈夫です。

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ペットボトルブロックができあがったら、このように布でくるみます。ただ、布が無ければ無いで別にむき出しでも問題無いかと思います。布は家庭科の先生や事務の方、あるいは教務の先生やベテランの先生に相談してみたら、意外と良い掘り出し物が見つかるかも?

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そうして出来上がったペットボトルブロックをこんな風に棚に入れます。布でくるむと、見た目も結構良い感じでしょう?これで奥行きがかなり浅くなりました。

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絵本を詰め直すと、見事に前に出っ張ってきています。これで子どもたちのも絵本が取りやすく、しまいやすくなりました!大量のペットボトルを集めるのはかなり大変ですが、学校全体(先生や家庭)に呼びかけると案外集まります。ウチは図書だよりで呼びかけたら、かなり集まりました。問題は加工…これはかなり手間と時間がかかります。できれば管理職の先生に相談して、職員作業で他の先生方に手伝ってもらうのが良いかと思います。


100均グッズを使ってライブラリーカレンダーを作ろう!

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公共図書館によくある、「今日は◯月×日 本を返す日は△月□日」というサインがありますよね。あれは「ライブラリーカレンダー」というらしいですが、図書館用品カタログを見ると結構なお値段がします。今回はあれを手作りしたいと思います。用意するものは、100円均一ショップで売っている、トレーディングカードケース!側板(書架側面)サインを作成された方はその時に余った物をお使いください。

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今回は先に完成図をお見せします(その方がわかりやすいので)。写真のように、カウンターの天板にライブラリーカレンダーを作っちゃいます!やり方はちょっと手間がかかるけどいたって単純。トレーディングカードケースをカウンターのところに貼り付けて、数字のカードを入れているだけ。たったこれだけのことでライブラリーカードができちゃうんです!

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では実際に作ってみましょう。まず、トレーディングカードケースを天板の厚みのサイズに合わせて切ります。そのままのサイズで貼ってしまうと、子どもの制服のボタンや本が引っかかったりして剥がれてしまいます。天板の厚みからはみ出さないように小さくしましょう。

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続いて、中に入れる日付カードと、「きょうは」「ほんをかえすひは」などその他の貼り付けるものを作成。パソコンのワードなどで作成し、紙に印刷して切り抜きます。
 
この時、注意すべきなのはサイズ。数字・曜日のカードはトレーディングカードケースの大きさより上下左右7,8ミリほど小さく作りましょう。あとでラミネートするので、その分の余裕を取ります。「きょうは」「がつ」「にち」などのカードも天板の厚みより7、8ミリほど小さくします。
 なお、必要なカードの種類・枚数は下記の通り。

(1)「きょうは」
(2)「かえすひは」
  (スペースがあれば「ほんをかえすひは」でもOK)
(2)「がつ」 ×2
(3)「にち」 ×2
(4)各数字
   0=4枚
   1=8枚
   2=6枚
   3=6枚
   4=4枚
   5=4枚
   6=4枚
   7=4枚
   8=4枚
   9=4枚
(5)金~日 ×2

 これを作成して印刷して切り抜くのは結構な手間ですが、一度作っちゃうと再び作ることはないので、頑張って綺麗に仕上げてください。
 なお、ウチで作成した縦5cm×横6cmでも良い、という方は下のZipファイルをダウンロードしてご利用ください♪

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紙でカードを作り終えたら、それを1枚1 枚ラミネートしていきます。名刺サイズのフィルムを使っても良いですが、A4などのフィルムでラミネートして後から切り抜いてもかまいません。切り抜き終わったら、安全対策のため角を丸くしましょう。

 あとは、2枚目の写真のように「きょうは」「がつ」などのサインと小さくしたトレーディングカードケースを貼り付けて、ラミネートした日付・曜日のカードを入れるだけです。これで延滞も少なくなるかな?


100均グッズで側板(書架側面)サインを作ろう!

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市立図書館などに行くと、よく書架の側面 に「291 日本の歴史」というようにその棚に置いている本の分類を表すサインがありますよね。あれは分類記号も分類の内容もプレートになっていて、資料を異動してもプレートを入れ替えられるしとても便利です。けれどあれ、図書館用品のカタログなんかを見るとめちゃくちゃ高い…
そこで!今回はあれを超安上がりで作っちゃいます!まず用意するのは写真のトレーディングカード保護袋。よく子どもたちが持っているマンガやアニメなどのカードを保護するための袋ですね。100円均一ショップに行けば100枚100円 とかで売っています。

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これを、写真のように書架の側面に3枚並べて両面テープで貼り付けます!書架側面の幅に合わせてこんな風に一部を重ねたり、切って小さくしてもかまいません。いくらでも調整できます。これで第一段階の準備完了。

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続いて用意するのはこれまたどこの100円均一ショップでも売っているクリアファイル。サイズは書架側面の幅に合わせて A4やB5をご用意ください。だいたいどこの学校図書館もB5で十分かな?

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書架側面の幅に合わせてサイズを測り、クリアファイルに下書きします。写真はわかりやすいようにマジックで書いていますが、鉛筆で十分です。なお、この時注意すべき点は、

(1)書架の向きに合わせてクリアファイルの向きも合わせる
  (ファイルの接合されている方を内側にする
(2)外側部分は横幅を1cmほど余計に取り、写真のように1cm幅で1本線を引く。

この2点に注意して下書きを行ってください。

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下書きができたらはさみで切り取ります。 硬そうですが案外簡単に切れます。なお、間違って1cm余分に取った部分を切り落とさないように!

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続いて、写真のようにクリアファイルの片面だけ1cm余計に取った部分を切ります。必ず片面だけです。もう片面は残します。

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写真のようにこの部分もちょこっと切って…

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クリアファイルもできあがったら、先程のトレーディングカードファイルを貼り付けたところの下にクリアファイルの切り取ったのを貼り付けます。これで2つ目の準備完了!

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さて、お次は入れ替えプレート作りです。これも自作です。ワードで写真のように数字のカードをたくさん作り、切り取ってラミネートします。トレーディングカード袋のサイズに合わせて作成します が、ちょうどぴったりのサイズで作ると入れ替えにくいので、少し小さめのサイズで作りましょう。

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同じく分類内容のプレートも自作。同様に切り取って貼り付けたクリアファイルのサイズを測って、少し小さめに作成しましょう。

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さぁ、出来上がったプレートを入れたら…

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完成で~す!こんな風に側面4箇所に同じように貼り付け、間に「~」を入れると側面サインの出来上がり♪手間はかかるけど安上がり!なんですが実は他にもこの自作側面サインのメリットはありま す。

それは、市販のものより大きなサイズにできること。

 私のこれまでの経験から思うに、小中学校の図書館、特に小学校では、館内サインはできるだけ大きく目立つようにする方が良い。なぜなら、子どもたちはそもそも館内サインという概念そのものが頭になく、意識して見なければサイン自体に気づかないことが多いからです。
 市販販のものはどうしてもサイズが小さく、また綺麗だけどあまり目立たないデザインのものが多いように思います。しかし、自作してしまえば自由に大きさ・色を変えられ、子どもの目につきやすくすることができます。どうぞお試しあれ♪


ラティスを使って黒板をいつでも使えるようにしよう!

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図書室は普通教室の使いまわしなどで、黒板があることが多く、飾りや展示に使っている司書さんは多いんじゃないでしょうか。しかし、展示や飾りに黒板を使用していると授業や図書委員会の活動など で黒板を使うことはできなくなります。その都度他の教室からホワイトボードを持ってきたりするのも大変。

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そこで取り出だしたるは、ホームセンターの園芸コーナーなどで売っているラティス!これを使って、黒板をいつでも使えるようにします!今回は180cm×90cmのものを2つ使用しました。

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まず、ラティスの上部に丈夫な紐を輪っかにして2箇所にくくりつけます。今回の作業はなんと、これだけ!

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これで取り外し可能な展示スペースの完成!普段はここに色々飾り付けなどをし、黒板を使いたいときは紐を外してラティスを移動させれば、黒板が使えるようになります!

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木製なのでこのように画鋲を使うこともできます。ポスター・図書だよりなどの掲示にも便利。

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端っこにフック型の画鋲をつけておくと、図書室のカギ掛けにも。

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そして、今回はさらにこのラティスの活用 方法を紹介!これは100均でよく売っている、台所などで使う網棚用のフック付き収納棚。これをラティスにかけると…

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面置き棚になります!この展示はよく本が動きます。

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ラティスは安いものではありませんが(と 言っても数千円)、色んな活用方法があります。ぜひお試しあれ!

<ラティスを使う上での一言メモ>
・紐は黒板についているフックの位置にあわせて調整しましょう
フックが無い場合は代わりのものを取り付けてください。
・写真のラティスは斜め格子ですが、縦格子の方が便利。
収納棚がかけやすく、ポスターなども貼りやすいです。
・何も黒板だけに限らず、色々なスペースで利用可能です。
小さいスペースには押し入れ用すのこを使うのも◎。