こぶじいさま



昔々あるところにおおきなこぶのあるじいさまがいました。ある日じいさまはついつい山の深くまで木を切りに行ってしまい、帰れなくなってしまいました。しかたなくそこにあった山の神さまのお堂で眠っていると…

「こぶとりじいさん」の昔話。鬼たちが酒盛りし歌を唄って踊る様子には本来の鬼の怖さがあまり無く、一緒に最初のおじいさんが踊る様子もとても楽しげ。しかし踊りの節のところはどう読むか?読み手が悩むところです。松居直さんの再話と赤羽末吉さんの絵は、場面転換に合わせて文章がきちんと区切られており、絵はカラーとモノクロの絵が交互に続きます。不可思議なことが起こる場面ではモノクロになるようにしているのかな?淡い色遣いで、それでいて鬼やおじいさんたちの表情は豊かで、森の絵や墨絵がお話によく合っています。


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