トマスと図書館のおねえさん



毎年アイオワの農場で働く両親とともに1000kmも離れたテキサスから旅をするトマス。トマスはおじいさんがしてくれるスペイン語のお話が大好きだけど、おじいさんはもう全てのお話をトマスにしてしまっていました。そこで、おじいさんはトマスに図書館に行くように言いました。初めて図書館に来たトマス…その図書館は見上げるほど大きく、中に入るのをためらっていると背の高いお姉さんがトマスの肩をたたき、中に入るようにうながしました。お姉さんは、トマスに水を一杯飲ませると、席に案内し、トマスの読みたい本を用意してくれました。その日から、トマスの図書館通いの日々が始まりました…このひと夏の間だけの…

本を読みたい子どもを図書館に導く大人が、今の日本にどれほどいるでしょうか?こんな風景が当たり前のように根付いたら…そう思わせる絵本。本の世界に入り込むトマスの楽しさ、その楽しさのキーとなるのが「図書館」。トマスのようにおそらく貧しいであろう子どもにも開かれ、誰しも読書を楽しめる、という背景も伝わってきます。また、トマスが図書館のお姉さんにスペイン語を教えたり、トマスが家族に本を読んだり、といった風景もとても良い。こんな図書館、あなたの町にありますか?


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